Un bois vanille(アンボワバニール)/SERGE LUTENS(セルジュ ルタンス)


Profile

ユニセックス

2003年発売

オリエンタルタイプ

特徴的なノート:グルマンノート

香りの構成:

サンダルウッド、レジンノート、ココナッツ、ビーワックス、アーモンド、ムスク、バニラ、ベンゾイン、ガイアックウッド、トンカマメ


白檀の箱にバニラの魅力を詰めたような甘く濃厚で魅惑的な香り。

香水とは、感覚を呼び覚まし、エスプリ(精神)を高揚させるものと考え、付ける人の美意識を表現する 気体の宝石とも呼ぶべき香りを創作するフレグランスブランド、セルジュ ルタンス。セルジュ ルタンスは、夢の建築家、旅人として、彼が夢の中で描いた世界と幼少の頃の記憶、そして数々の神話に彩られ、未知なる世界へとその輝きを放ちます。

 

そんなセルジュ・ルタンスから、2003年に発売されたUn bois vanille(アンボワバニール)。テーマは「バニラの木」。アステカ帝国の財宝のひとつ、バニラ。アステカとは1428年頃から1521年まで北米のメキシコ中央部に栄えたメソアメリカ文明の国家。純粋にして高貴、そして甘美なバニラは、永遠に自分だけのものにしたいという欲望をかきたてるほどの魅力的な香りを放つ。その宝物のようなバニラの魅力を、白檀の箱にそっと詰めたようなイメージで創作されたオリエンタルタイプの香りです。バニラにアーモンドとココナッツのコクを加え、甘いボリュームある香りに仕立てた香り。そこに白檀の箱、サンダルウッドのまろやかなウッディの香りが全体を包み込むような作品です。


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